岡山の女性一級建築士と建てる家
「住まいづくり」に関する疑問や質問を皆さんは多くお持ちだと思います。セイフライフでは「住まい」づくりのポイントを基に、様々な建築主様の
ご希望を実現してきました。それら建物をギャラリーとして
写真で公開していますので、ご参考にどうぞ。
1階床面積 41㎡ 12.4坪 LDK・洗面・浴室2階床面積 40㎡ 12.1坪 和室8帖・和室6帖
新婚の若夫婦用住宅内外装リフォームのご依頼がありました。
1階はLDKを広くしたいとのご希望により、
キッチンとリビングを仕切っていた壁を取り壊してLDKを広く設けました。
また、キッチンとリビングの間に
オープン階段を設けました。
オープン階段は光と風を通す
インテリア家具になります。若い奥さまの為に幅が1800cmのキッチンから
2100cm×1800cmのIH付き
L型システムキッチンに。
さらに収納スペースも多く設けました。
0.5坪の冷たい在来浴室は1坪タイプで明るい色の追い炊き
機能付きユニットバスルームにしました。
トイレはもちろんウォシュレットを設置。
さらに出入りしやすいように引き戸にしました。
光が多く入る様に窓を大きく入れ替え、断熱性能の高いサッシへ変更。
ビニールシートだった床も断熱材+フローリングへ変更して、
夏でも過ごしやすい環境にしました。
2階は畳、土壁だった和室をフローリング、クロスの洋室にリフォームし、
明るい部屋で快適に生活が出来るように工夫しました。
外壁塗装、雨樋、軒裏も全て塗り替え、
外観のインパクトになる様に色とデザインをモダンにし、玄関扉も一新しました。窓枠も玄関と同じようにブルーに塗装しました。
お施主様は、ご主人が大工さんという若夫婦。住宅の建築現場に携わっているだけあり、
マイホームにもこだわりを
持っていらっしゃいました。当事務所にいらっしゃる前に他の事務所で
プランニングをしてもらったようなのですが、ありきたりなプラン&ちょっと冷たい対応に
不安を感じ、その事務所をお断りして
当事務所にいらっしゃってくださいました。
まず、お施主様の基本要望は、洋風(アメリカン風)の外観であること。
そして、ビルトイン車庫
(屋根付き&シャッター付き車庫)。
私からの提案としては、変形の敷地形状を生かして
玄関をお洒落に魅せること。これらの要素を盛り込んで、
提案プラン第一案作成。
第一案を見ながらの打合せで、「クローゼット1階に欲しい」
「リビング上部を吹抜けに」などなど、
より詳しく要望を聞き出していきます。
提案プラン第2案、第3案…と
打合せを繰り返して行きます。
具体的にプランが固まってきたら、
予算のことも考えながら、
坪数や仕様などを調整します。
ほとんどのお施主様との打合せは
5回前後なのですが、このお施主様との打合せは
基本プランだけで12回を超えました!
着工した後は、大工さんである
ご主人が現場を仕切ってくださったので、
スムーズに完成をむかえました。完成後、数年経ってから
訪問する機会があったのですが、とても綺麗にお洒落に
生活していらっしゃいました。
このウッドデッキポーチの家は、「タウン情報おかやま」でも紹介されました。
賃貸用の戸建住宅を
設計して欲しいとの依頼です。賃貸用なので、できるだけコンパクトで
シンプルにして欲しいとの要望でした。しかし、賃貸だからといってありきたりな住宅にするよりも、ちょっと個性的な方がお客さんが
入りやすいだろうな・・・と思い、思い切ったプランを提案しました。
坪数をコンパクトにするために玄関ホールを無くし、LDKの真ん中に玄関、キッチンを斜めに配置、階段はオープンにしてインテリアに取り込む…etcそんな思い切ったプランをとても気に入ってくださり、賃貸用ではなく、娘夫婦のお住まいにすることになりました。第1回提案プランに多少手を加え、そのまま実施設計へとスムーズに進みました。「プランがとても気に入ったので、素材も良い物を使って、長く住める良い家にしたい」ということで、床材や外壁材など、何回もサンプルを取り寄せました。内壁はドライウォールという体に害がないという吹付け工法を取り入れたり、造作家具をデザインしたりと、時間と手間をかけた良い住宅ができあがりました。
知り合いの工務店から「備前焼作家のアトリエをデザインして欲しい」との依頼をいただきました。お施主様からの具体的な要望は一切無く、こちらからの提案を待っていらっしゃいました。作品を展示・販売したり応接室として使うためのアトリエであり、備前焼を引き立てる和風のインテリアにしなければ・・・・。お施主様からの要望がないというのは、提案する側としては取っ掛かりがなくて戸惑うこともあります。しかし、制約がなく私の提案を好きなだけアピールできる絶好の機会でもあります。幸運なことに、私の提案を気に入ってくださり、第一回の提案からそのまま実施工事へとスムーズに進んでいきました。
玄関リフォームのご依頼がありました。リフォームとは言っても大きな工事ではなく、プチリフォームです。シンプルな玄関を華やかな雰囲気にしたい♪
というインテリアのご相談でした。
どんな玄関にしようかな?
お施主様は帽子がお好きで、
たくさんある帽子の置き場に困っているとのこと。
そこで、たくさんある帽子を飾ることにしました!
収納→インテリアにしちゃうという発想の転換です。何もなかった壁に帽子掛けフック&飾りカウンターを
壁一面に造りました。
3本の黒いライン(下の写真参照)に計15個の
帽子掛けフックが付いています。可動棚もあります。
カウンターの下にはハンガーパイプを設けて、
傘やカバンを吊り下げれるようにしてます。玄関に帽子やカバンを置いておけると便利ですよね。しかも、それをインテリアとして飾れたら良いと思いません?
そして、下駄箱や扉、カウンターをブラックに塗装しました。壁も一面だけ壁紙をホワイトに貼替えました。白と黒がメリハリ効いてます。
以上、チョコッとだけのプチリフォームですが、
かなり雰囲気が変わって玄関が生まれ変わったでしょ♪
古い農家の内装を洋風にリフォームしたいとの依頼です。古いお宅なので建物図面が無く、まずは実際にお邪魔して間取りと寸法を調べに伺いました。そして、まずはリフォーム前の平面図を作成し、図面をみながら具体的な要望を聞き出していきます。
「キッチンをシステム化したいけど、どんな大きさのキッチンが入るのか?」「壁を無くして広い部屋にしたいけど、構造体は大丈夫?」リフォーム後のプランが決まってきたら、床・壁の素材、照明器具などを決めていきます。そして、リフォームで一番厄介なのが、工事中のお施主様の生活をどうするか!?ということです。今回のお施主様は農家なので敷地に余裕があり、離れ(別棟)もあったので、キッチンの工事中は納屋に簡易キッチンを設置して食事の用意をしていただくことでクリアできました。